先日、新しくDellのXPS13を購入した私。
Windowsマシン2台あっても仕方ないなー
コマンドプロンプトじゃなくてターミナルが使いたいなー
よし、XPS13をUbuntu専用マシンにしよう!!!
ということで、Windows10にさようならしてXPS13にUbuntuを入れてみました。
必要なもの
今回は本屋などで販売しているLinuxの雑誌に付属されたDVDではなく、USBメモリを使ってUbuntuをインストールします。(※4GBあれば大丈夫です。)

あとは、WindowsPCがあればおkです。
Ubuntuインストール用のUSBメモリの用意
Rufusのインストール
インストール用のUSBメモリを用意するには、Rufusというオープンソフトをインストールする必要があります。RufusはUSBメモリをインストールメディアにするために使います。
ブラウザからこちらにアクセスし、最新版をダウンロードします。
ダウンロードしたrufus-3.8.exe
を実行します。ユーザーアカウント制御のダイアログが表示するので「はい」を選択します。
Rufusの更新ポリシーを聞かれるので、
私は「いいえ」を選びました。ここはお好みで。
すると、以下のような画面が表示されるはずです。

私はUSBメモリをPCに差している状態でRufusを起動したので、デバイスのところが差しているUSBメモリになっていました。
Ubuntuのisoファイルをダウンロードする
Ubuntuのisoファイルを こちら(英語版)からダウンロードします。(※isoファイルは約2GBあったので、4GBのUSBメモリがあれば十分でしょう。)
私は英語版のものをダウンロードしました。日本語版のものはこちらからダウンロードすれば大丈夫だと思います。
isoファイルをUSBメモリに書き込む
次にダウンロードしたisoファイルをUSBメモリに書き込みます。isoファイルをUSBメモリに書き込んだらUSBメモリ内にあるデータは消えてしまうので、消したくないデータがあるならバックアップをとっておきましょう。
「デバイス」が書き込み対象のUSBメモリであることを確認したら、「選択」を押して、ダウンロードしたisoファイルを選択します。

ブートの種類のところがダウンロードしたisoファイルになっていることを確認したら、「スタート」を押します。

「スタート」を押すと、ダイアログがいくつか表示されますが、私はすべて「はい」を選択しました。
状態のところが準備完了からISOファイルをコピー中となり、USBメモリにisoファイルを書き込んでいる状態になります。書き込みが完了したら再び準備完了となるはずです。
さよならWindows10
USBメモリに書き込みが完了したら、BIOSの設定を変更します。
UbuntuをインストールするPCにUSBメモリを差し込んで電源をつけます。電源ボタンを押した直後に「F2」を押すとBIOSの設定画面を開きます。
BIOSの設定変更(※Dellユーザー)
UbuntuをDellのWindowsPCにインストールするにはBIOSのSystem Cofigurationの設定変更が必要なようです。
System ConfigurationのSATA OperationではRAID OnになっているのをAHCIに変更します。
BIOSの設定変更(Boot Options)
Bootの順番を変えてUSBから起動するように設定を変更します。
私のPCの場合、BIOSの設定画面のBoot OptionsからBootの順番(Boot Sequence)をUSBメモリが最初に起動するようにして「APPLY CHANGES」を押し設定を変更しました。

画面右下(上の画像にないですが)のExitを押すと、PCが再起動して真っ黒い画面が表示されると思います。ここからUbuntuのインストールをしていきます。
Ubuntuのインストール
真っ黒い画面が表示されたらtry ubuntu without install
が選択されている状態で、何もしなければインストールせずにUbuntuが起動します。起動したらデスクトップの左上に差しているUSBメモリが表示されているので、それをダブルクリックしたらインストーラが起動します。
あとは、自分のお好みの設定をしてインストールするだけです。
No WiFi Adapter found(wifiアダプターが見つかりません)
無事、Ubuntu18.04をWindowsマシンにインストールできたんですが、Wifiが使えませんでした。Wifiの設定を開くとまさかのNo WiFi Adapter foundの文字が、、、
苦労の末になんとかWifiを使えるようにしたので、自分がやったことについて紹介したいと思います。
ステップ1:有線LANアダプターを用意する。

有線でインターネットに接続します。
ステップ2:ターミナルから以下のコマンドを実行する。
Ctrl+Alt+T
でターミナルを開いて以下を実行。
$ sudo add-apt-repository ppa:canonical-hwe-team/backport-iwlwifi
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install backport-iwlwifi-dkms
$ reboot
再起動すると、画面右上にWifiのアイコンが表示されていました。
あとはどの無線を接続するかの設定をするだけです。
参考記事
以下、今回Ubuntuをインストールするときに参考した記事です。
Linuxをインストールできる「ライブUSBメモリ」をWindowsで作成する方法【スクリーンショットつき解説】 | LFI
Windows 10でUbuntuのインストール用USBメモリを作成 | 普段使いのArch Linux
Windowsを削除してUbuntuをUSBからインストールする - YoshinoriN's Memento
boot - Ubuntu install saying not enough disk space - Ask Ubuntu
Ubuntu: how to fix the UEFI Secure Boot - change password - Ask Ubuntu
Killer AX1650 in Debian/Ubuntu 16.04+ – support.killernetworking.com