先日新しく購入したDellのXPS13にUbuntuをインストールしたので、プログラミング環境を構築していきたいと思います。
Google Chromeをインストールする
ターミナルからGoogle Chromeをインストールする方法を紹介します。
Google Chromeのダウンロード
wget
を使ってGoogle Chromeの.deb
パッケージをダウンロードします。
次のコマンドをターミナルで実行します。
$ wget https://dl.google.com/linux/direct/google-chrome-stable_current_amd64.deb
Google Chromeのインストール
次のコマンドを実行してGoogle Chromeをインストールします。
$ sudo dpkg -i google-chrome-stable_current_amd64.deb
インストールが完了したら、カレントディレクトリにあるgoogle-chrome-stable_current_amd64.deb
は削除して大丈夫です。
Google Chromeを起動する
アクティビティから下のようにgoogle chromeと入力するとGoogle chromeのアイコンが出てくるのでそれをクリックするか、ターミナルでgoogle-chromeと入力して実行するとGoogle Chromeが起動します。
日本語入力(Mozc)を使えるようにする
私は英語版のUbuntuをインストールしたので、日本語入力が最初から使えませんでした。なので、日本語入力ができるように以下を実行しました。
Mozcのインストール
①Settings(設定)のRegion & Languageを開きます。
②Manage Installed Languagesを選択、言語パックをインストールするかと聞かれるので、Installを選択して言語パックをインストールします。
③インストールが完了したら再起動します。
④再び、設定のRegion & Languageを開きます。
⑤Input Sourcesの+ボタンを押します。
⑥Add an Input Sourceの画面が開くので、Japaneseを選択します。
⑦Japanese(Mozc)を選択します。
画面右上にen▽が表示されるはずです。
入力の切り替えはデフォルではウィンドウズボタン+Spaceでできます。
以上で日本語入力の設定は終了です。
Anacondaのインストール
Anacondaを入れてPythonを使えるようにします。
私はPython3.7のほうをダウンロードしました。
ターミナルを開いてダウンロードフォルダに移動します。
$ cd Downloads
次にダウンロードしたスクリプトを実行してAnacondaのインストールを始めます。
$ bash Anaconda3-2019.10-Linux-x86_64.sh
スクリプトを実行するとEnterキーを押すように促されるので、Enterを押します。Enterを押した後ライセンスの説明がしばらく続くのでしばらくEnterを押し続けます。
すると、ライセンスに同意しますかと聞かれるので、yes
と入力します。
次に、Anacondaのインストール場所を聞かれるので、そのままでよければEnter
、Ctrl+C
でインストールの中止、インストール場所を変更したければ希望のパスを入力するだけです。
Enter
を押すとAnacondaのインストールが始まります。インストールが終了したらターミナルを新しく開いてpython
と入力して実行すると対話コンソールが開いてPythonが実行できる状態になっています。
Atomのインストール
ターミナルからインストール
UbuntuにAtomをインストールするのはとても簡単で、ターミナルを開いて以下のステップでコマンドを実行するだけです。
Step 1: Atomのレポジトリを追加する。
$ sudo add-apt-repository ppa:webupd8team/atom
Step 2: レポジトリの更新。
$ sudo apt-get update
Step 3: Atomのインストール
$ sudo apt-get install atom
これでAtomのインストールは完了です。ターミナルで以下のコマンドを実行すると
$ atom
Atomが起動します。
Vimのインストール
Vimのインストールをするには、

Install a package
からOpen Installer
を選択します。
vim
で検索をかけて、今回はvim-mode-plus
をインストールします。Install
ボタンを押せばインストールが開始します。インストールが完了すればUninstall
のボタンが表示されるはずです。
Ctrl-jをEscに割り当てる
私は普段Ctrl+j
で入力モードからノーマルモードに切り替えているので、Ubuntuでも同じ設定にしました。
ホームディレクトリに.atom
ディレクトリがあるので.atom
以下のpackages/vim-mode-plus/keymaps/vim-mode-plus.cson
を以下のように赤枠で囲んだところを追加します。
これでCtrl-j
で入力モードからノーマルモードに切り替えができるようになりました。
Dropboxのインストール
nautilus-dropbox
パッケージが提供されているようなので、ターミナルからインストールします。
$ sudo apt install nautilus-dropbox -y
次にActivities
からDropboxを検索して実行します。
インストーラが起動するので、OKを押してインストールを開始します。インストールが完了するとブラウザが開き、Dropboxアカウントにリンクするためのページが開きます。
自分のDropboxアカウントのメルアドとパスワードを入力してログインすればリンク完了です。アカウントがなければ新しく作りましょう。
以上でDropboxのインストールは完了です。